ストレス社会の昨今、抑うつ気分やパニック症状、不眠などで悩まれている方が多くいらっしゃると思います。また、近年では発達障害も増えております。当クリニックには医師だけではなく、心理士による心理検査やカウンセリングも行っており、連携をとりながら診断や治療を進めております。
診察では、患者さんのお話をよくうかがうということを大切にし、病気のことだけではなく、その背景にも着目していきます。職場での環境や家族背景を知ることも、重要な意味を持ってくるからです。
治療では内服が必要な場面が多いですが、お薬については丁寧に説明をするようにしています。内服への不安もあるかと思いますが、なぜこの薬が必要で、副作用がある場合にどういった症状が出るかといったことを詳しくお話ししていきます。最終的にお薬を飲むかどうかは患者さんにかかってくるわけですので、ご理解を得て、信頼していただくことが大切と考えています。
院長 押尾 朋範